風貌

 今回のサッカー・ワールドカップで、わたしがある意味、一番注目しているのは、イングランドルーニーである。


 プレーもヤンチャで面白いが、それより何より、あの風貌が凄い。童顔なのにあれほど凶悪な顔も珍しい。


 街ですれ違ったら、赤ん坊が引きつけを起こすんじゃないか。


 ロールプレイングゲームに出てくる悪魔が、よくあんな顔をしている。
 お寺の鬼瓦なんかにも向いた顔である(欲を言えば、もう少し目を剥いていればいいのだが)。


 相当気性が荒いとは聞いているが、詳しい履歴は知らない。
 ただ、出身クラブのエバートンは、マンチェスター・ユナイテッドルーニーを放出した翌シーズン、成績が急上昇したという。
 きっとロッカールームが活気づき、選手達がサッカーを楽しめるようになったのだろう。


 あくまで想像だが、学校時代には同級生を5、6人、登校拒否にしたんじゃないか。
 サッカーが上手くなかったら、間違いなくフーリガンになっていたに違いない。


 イングランドの次の対戦相手は、いかにも血の気の多そうなポルトガルである。
 ルーニーフィーゴがぶつかるのだろうか。惨事が起きそうな気がする。


 本当は、これまたワルで有名なイタリアのカッサーノとの激突を見たかったのだが、イタリア側がビビってカッサーノの代表招集を見送ってしまった。
 残念である。


追記:仕事から逃避中にインターネットで発見したルーニーの本↓。本人は爽やかに笑っているつもりだろうけど、笑えば笑ったなりに怖い。


ROONEY - MY FIRST YEAR AT MNCHESTER UNITED


さらに逃避して追記:カッサーノのワルぶり、というより、奔放なバカっぷり(褒めているのである)を知るにはここを見よ!


inzaghi freak


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「今日の嘘八百」


嘘百七十二 先日、ちょっと死にましてね、三途の川を渡ったら、こん棒を持ったルーニーが待っていて、閻魔様のところまで案内してくれました。