日本一の人々

 人の自慢話というのは、語っている本人以外にとっては「あ、そ」という場合が多いものだ。しかし、今日は我慢して、私のちょっとした自慢話を聞いていただきたい。


 私の下の名前は「喜則」と書く。Googleで「喜則」と検索すると、このページがトップに来るのだ。


Google検索結果「喜則」


 いわば、私は日本一の「喜則」なのである。ワッハッハ。参ったか(検索結果の順位は時間が経つと変わるかもしれません。以下、同)。


 もちろん、本当は、Googleの検索結果の一番目、というだけのことなのだが、これはもう、日本一ということにしてしまう。自分を褒めたい夜もある(昼だけど)。


 これも、「喜んで規則を守るように」というわけのわからない願いを込めて「喜則」と名づけてくれた、父のおかげである。父の住む北に向かって、五体倒地を三百回行うことにする。


(約1時間経過)


 五体倒地は、かなり脳に来ることがわかりました。


 姓の「稲本」を検索してみると、こうなった。


Google検索結果「稲本」


 So-netのホームページのほうが7番目、このはてなの日記のほうが11番目。強敵、稲本潤一がいる割には、なかなか健闘している。
 どうやら、私は日本で7番目の稲本であるらしい(潤一関連のページの重複も含む)。


 以前、日記で「稲本ギャル」というものを募集して、潤一に20名対6,200名くらいで敗れたことがある。私の20名は応募してくれた美女の人々(顔、知らんけど)、潤一の6,200名は彼のトークショーに集まったギャルの人々の数だ。
 あの頃を思えば、私も随分、出世したものである。


 ……何となく違う気もしてきたが、深追いはやめておく。


 同じようにして、いろんな日本一の人を検索してみよう。


 まずは、日本一の佐藤さん。


Google検索結果「佐藤」


 トップには佐藤製薬が来てしまった。個人名のトップはF1の佐藤琢磨。ま、当然か。


 次は日本一の田中さん。


Google検索結果「田中」


 田中宇さんというジャーナリスト。ちなみに、読みは「たなか・さかい」さんだそうで、タナカさんなのか、サカイさんなのか、どっちかハッキリしろ! とも言いたくなるが、たぶん、言い過ぎなので黙ります。


 日本一の鈴木さん。


Google検索結果「鈴木」


 政治家の鈴木宗男氏だった。さすがである。


 日本一の山田さん。


Google検索結果「山田」


 個人名のトップは、山田広野さんという、自作自演活弁監督(んー?)の人だった。
 それにしても、この人も山田さんか、広野さんか、どっちかハッキリしてほしい。でも、田中さんのときはあんまり追求しなかったので、やっぱり黙ります。


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