何かをクサしているときには、暗い喜びがある。「ウヒヒヒヒ、ザマーミロ」と、陰湿な快感を覚えるのだ。
引きずり落としたり、蹴落としたりすると、自分が相対的に高まって、楽しいのだろう。
しかし、後で読み返すと、ひねこびた自意識が目立って、自分でも不愉快になることがある。
と、一応の逡巡もわざとらしく見せておいて、やっぱり今日も難癖ジジイと化して、クサすのだ。ヤな野郎である。
ま、今日は諸般の事情により、さっさと切り上げるので、どうか我慢していただきたい。
日本テレビが毎年、「24時間テレビ〜愛は地球を救う」という、放送局の文化祭みたいなことをやる。
愛は地球を救えないと思う。
というか、どういうふうになれば、地球が救われたことになるのか、日テレ関係者の方に説明していただきたい。
やあ、自分で書いておいて、やっぱりヤな書き方だ。ヤー・ヤー・ヤー。
あとちょっとで終わるので、もう少しの辛抱ですよ。
愛はたまにいくらかの人を救うことがある。まあ、おおむね、そんなところだと思う。
「愛は地球を救う」とデカく出るから何となくゴマカされがちだけど、「愛は大田区を救う」と言われたら、「ホントかよ?」と思いませんか。
大田区も救えないのに、地球を救えるのか?
別に大田区とは、何のゆかりもないけど。