川本皓嗣「日本詩歌の伝統」の冒頭に、去来(芭蕉の弟子)が同門の風国を叱りつけた話が出てくる。 風国が、「頃日(このごろ)、山寺に晩鐘をきくに、曾て(かつて)さびしからず」というわけで、「晩鐘のさびしからぬ」むねの句を作った。これに対して去来…
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