2010-04-19から1日間の記事一覧

文字が読めないことについて

もうひとつ、書を見るとき、「何の字が書いてあるかわからない」という問題があるが、おれの経験からすると、すくなくとも「わからなくても楽しめる」ということはいえる。 たとえば、洋楽をきくとき、おれはたいてい何を言っているんだかわからない。それで…

現代風の文字の見方と昔の文字の見方

今日でも、もちろん、書を楽しむ人は大勢いるわけだが、日本の人口全体から見れば少数派だろう。ではなぜ書を楽しまない(楽しめない)人のほうが多いかというと、「何の字が書いてあるかわからない」「文字をパターン認識してしまう」という2つの理由が大き…

おれの書の楽しみかた

日本の美術はわりに好きで、気が向いたら見にいく。絵、陶器を見ることが多い。 書については、昔は「どうせおれには読めんし」とハナっから敬遠していた。しかし、楽しみかたを教わってから、ものによっては、よいなあと思えるようになってきた。 その楽し…